デリバリーサービス導入のメリット&デメリットまとめ

自宅やオフィスにいて、気軽に料理を注文でき、外出せずにお店の料理が食べられるデリバリーサービス。
Uber Eatsや出前館をはじめとしたフードデリバリーの需要は年々高まっています。
新型コロナウイルスの感染者数が少なくなってきた今だからこそ、
改めて飲食店の売上を上げるツールの1つであるフードデリバリーを飲食店がおこなう際のメリットとデメリットをまとめました。
フードデリバリーサービスをこれから導入しようとお考えの飲食店様、是非ご参考にしてください!

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目次

1.フードデリバリーサービスとは?
2.フードデリバリーを導入する飲食店が増え続けている理由
3.飲食店がフードデリバリーを導入するメリット
3-1.メリット①実店舗が満席でも更にお客様を受け入れられる
3-2.メリット②新規顧客の獲得
3-3.メリット③初期費用や配達スタッフのコストが抑えられる
4.飲食店がフードデリバリーを導入するデメリット
4-1.デメリット①出店登録等に手間がかかる
4-2.デリバリーサービスに対応不可エリアがある
4-3.配達トラブルの可能性有無
5.終わりに

1.フードデリバリーサービスとは?

フードデリバリーサービスとは、料理を配達するサービスのことを指します。

電話やアプリ・サイト等から料理を注文し、届け先や時間を指定することで、自宅やオフィスにいながらお店の料理を受け取って食べることが出来る、利用するユーザーにとっては非常に便利なサービスです。
自店舗で配達をする飲食店様もありますが、コロナ禍で急激に拡大していったのが
出前館やウーバーイーツなどの飲食店の代わりに配達代行をしてくれるフードデリバリーサービスのプラットフォームです。

 

2.フードデリバリーを導入する飲食店が増え続けている理由

コロナウイルスが収束した後のフードデリバリーサービスは今後どうなっていくのでしょうか。
インターネット上の記事などでは、まだまだ需要があり高まっていくという意見もあれば、
需要が減って下火になっていくという意見もあります。

実際にデリバリーサービスの出前館に加盟している店舗数は下記グラフにもあるように、
2020年5月末には2万店舗ほどだったのが2022年2月末には10万店舗を超えて、年々増加傾向にあります。


グラフデータ出典元URL:https://corporate.demae-can.com/ir_information/kpi.html

またフードデリバリーの市場規模もまだまだ拡大傾向にあります。
エヌピーディー・ジャパン株式会社が2021年12月16日に発表したデリバリー市場レポートによると、
2019年4,183億円、2020年6,264億円、2021年には7,975億円(見込み)の市場に拡大しています。
出典元URL:https://www.npdjapan.com/press-releases/pr_20211216/

コロナ禍で新規利用者が拡大した後も、継続して市場拡大が続くと言われています。
そのような背景もあり、コロナ前は飲食店の新規出店はリアル店舗のみだったものが、
コロナ以降ではリアル店舗とフードデリバリーの店舗での出店を同時に行う飲食店が多くなっていることもあり
フードデリバリーを導入する飲食店が未だに増加している要因となっているようです。

 

3.飲食店がフードデリバリーを導入するメリット

飲食店がフードデリバリーを導入するメリットについて解説します。

3-1.メリット①実店舗が満席でも更にお客様を受け入れられる

フードデリバリーを導入することで、実店舗が満席であってもお客様を断らずに注文を受けることが可能になります。
なので、満席で断ってしまっていたお客様も、デリバリーならば席数と関係なしに注文を受け入れられ、
売上に繋げることが可能であるというメリットが挙げられます。

3-2.メリット②新規顧客の獲得

デリバリーサイトに店舗の情報や料理の写真を掲載することで、お客様のチェック数が上がります。
そうすることで実店舗に来たことのないお客様の目に留まり、結果としてお店の認知度が向上するメリットがあります。
また、ご注文いただいたお客様の満足度が高ければ、実店舗にも足を運んでもらえるかもしれません。
このようにフードデリバリーを活用することで、特に費用を掛けずに店舗の宣伝をすることができます。

3-3.メリット③初期費用や配達スタッフのコストが抑えられる

コストを抑えて販促を行えることは、フードデリバリーを導入するメリットの1つです。
フードデリバリーの多くは初期費用が無料で、各デリバリーサイトの手数料は30~40%弱となっていますが、
こちらはデリバリーサイトに料理の金額を登録する際に上乗せして設定することが大多数なので、
売上から手数料をひかれても、実際の売上に影響がない仕組みになっています。
このように、店舗側に金銭的な負担が少なく、気軽に始めることが可能です。

 

4.飲食店がフードデリバリーを導入するデメリット

飲食店がフードデリバリーを導入するデメリットについて解説します。

4-1.デメリット①出店登録等に手間がかかる

デリバリーサービスを始めるにあたり、飲食店側は公式サイト等にある登録ページから必要事項を入力し、
登録申請をする必要があります。申請後、加盟店登録に関する審査が行われ、その後出店流れになります。
その際に、デリバリーのメニュー作成やメニューの写真撮影、価格、デリバリー用のタブレットの準備、
デリバリーの容器の準備など様々な手間がかかってしまい、中々始めるまでに時間がかかってしまうことから、
実店舗の経営で日々忙しい飲食店のオーナー様や店長様からするとデメリットに感じる方も多いかもしれません。

4-2.デリバリーサービスに対応不可エリアがある

デリバリーサービスは対応しているエリアが限られているため、
デリバリーサービスを始めたいと思っている店舗様でも、地域によっては申請が出来ない場合があり、
デメリットの1つとして挙げられます。
そもそも料理の注文をする人口の母数が少ないと、出店をしても注文が入らないので
人口が規程数以上のところでないとデリバリーサービスを対応していないエリアもあるようです。

4-3.配達トラブルの可能性有無

デリバリーサービスは、通常配達員が店舗に料理を受け取りに行き、お客様のもとに配達員がお届けに行く流れになります。
そのため、配達員の質によってサービスの質の高低が生まれてしまうデメリットが挙げられます。

 

5.終わりに

本記事では、飲食店様がフードデリバリーを導入した際のメリットとデメリットをご紹介いたしました。

メリット・デメリットともにありますが、導入するメリットの方がデメリットよりも大きいのではないでしょうか。
デメリットをできる限り少なくするためにも、どのサイトで出店するかは非常に重要です。

弊社では、デリバリーサイトの登録から申請まで弊社がサポートいたします。
面倒な申請書の記入等は全て弊社が行うため、飲食店様側の手間が軽くなり、デメリットの面が少なくなります。
お客様に合ったデリバリーサービスをご提示いたしますのでお気軽にご相談ください!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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