【飲食店向けチラシ】実はカンタン!チラシデザインの作り方!

 

 
飲食店の主な販促ツールの一つにチラシが挙げられます。A4サイズ1枚という限られたチラシの中に、いかに飲食店の魅力・お客様の関心を惹く内容をうまく詰め込められるかで効果は大きく変わってきます。
 
しかし、「デザイン」というと一見技術的な要素が大部分を占めている気がして、「私はセンスが無いから…」と苦手意識を感じる方も多いかと思います。
 
そこで今回は、実はカンタンな誰でもできる飲食店向けの効果的なチラシデザインの作り方を、実際に数多くの飲食店チラシを作成しているデザイナーが大公開します!
 
この記事では白黒のFAXDMを例に挙げて解説していきますが、どのチラシにも活用できる方法なのでぜひ最後までご覧ください。

目次

1. まずはチラシの掲載情報を整理しよう
 1-1. 情報量の確認
 1-2. 情報の優先順位を決める
2. チラシデザインへの落とし込み方
 2-1. チラシの配置(レイアウト)を考える
 2-2. 文字の大きさを考える
 2-3. 強調させる装飾を施す
3. チラシデザイン完成の前に!最終調整をしよう
 3-1. 端をそろえる
 3-2. 不自然な隙間や空白がないか確認
 3-3. 雑多な印象になっていないか第三者視点で確認
4.終わりに

1. まずはチラシの掲載情報を整理しよう

チラシデザインに取り掛かる前に、まずは載せる内容を整理していきましょう。大前提として、どんなにデザインが良かったとしても、情報量が多かったりお客様がお得に感じるような内容が無ければ効果には繋がりません。
 
今回はイメージしやすいように架空の設定からチラシを作っていきましょう!
 
チラシに掲載したい情報
店名:地羅志 小伝馬町店
店舗情報:営業時間・定休日・アクセス・地図・電話番号
内容:オープン・おすすめメニュー・飲食店のこだわり・ランチ・テイクアウト・オープンキャンペーン(ドリンク99円)・少人数コース告知・インスタグラム・料理の写真・感染予防対策に関して

1-1. 情報量の確認

まずはチラシに載せたい情報の量が多くないかの確認をしていきましょう。情報量が多ければ多いほど一つ一つの内容を小さく掲載しなくてはいけなくなり、ぱっと見が新聞のようなデザインになってしまいます。
 
A4サイズのチラシであれば訴求内容は大きく分けて3つまでをおすすめします。今回のチラシの目的は何かを考え、本当に載せなくてはいけない内容なのかを精査しましょう。
 
今回の例でいうと、あくまでもオープンキャンペーンの集客が目的なので、そこに付随した情報を中心に載せていきます。インスタグラムやHPにも掲載してあるような情報[テイクアウト・少人数コース告知・感染予防対策など]は今回のチラシでは省きましょう。

1-2. 情報の優先順位を決める


チラシに載せる内容が決まったら、情報の優先順位を決めていきます。ここで言う優先順位とは、あくまでも「お客様にとって有益・緊急度の高い情報順」です。これがしっかり定まっていないと飲食店目線のひとりよがりなチラシになりかねません。
 
たとえば「飲食店のこだわり」と「キャンペーン内容」、どちらが優先順位が高いでしょうか。内容にもよりますが、多くの場合は「キャンペーン内容」です。「飲食店のこだわり」ももちろん重要な項目ですが、来店動機に直結する可能性が高いのは後者です。
 
反対に優先順位が低いものの例としては「注意事項」が挙げられます。「※お1人様につき1品注文制」という注意事項は飲食店にとってはとても重要な項目ですが、お客様にとっては有益な情報には当たらないため優先順位が低いという認識になります。
 
また、「緊急度の高い」内容としては「●日間限定!」「先着●●組限定!」等の期間や数量限定の打ち出しや煽り文句が当てはまります。あくまでも緊急度が高い場合なので、キャンペーン期間が1か月以上の場合はお客様も急ぐことはないので当てはまらないため注意です。
 
このように、飲食店側で主張したいことがお客様側にとって重要かそうでないことかを考えながら優先順位付けをしていくことが大切です。

2. チラシデザインへの落とし込み方

2-1. チラシの配置(レイアウト)を考える

情報の整理が完了したらいよいよデザインに移ります。まずは紙面のどの部分にどのくらいの大きさで載せていくかを決めます。よく使われるレイアウトの一例をご紹介します。
 

 
先ほど決めた優先順位の優先度の高い項目順に大きくスペースを確保していきます。3つ内容を載せるとしたら7:2:1もしくは6:2:2の比率にするとインパクトを出しやすいです。
 
また、載せる順番は左上から「Z」を描くように配置することで、見てもらいたい順にすることができます。人がチラシを見るときの目の動きなどに関してはこちらの記事で紹介していますのでぜひご覧ください。
【チラシのデザイン講座】明日から使える小ワザ選6選!
 
メインの優先度の高い内容の配置が決まったらその他の必要情報を配置していきます。例えば営業時間や地図等の店舗情報はまとめて下部に記載をすることが多いです。他にも載せたい情報がどうしてもある場合は店舗情報部分に小さく入れるか、作成後隙間ができてしまった場合のバランス調整で入れるようにします。

2-2. 文字の大きさを考える

配置決めが終わってチラシ全体の大枠が固まったら次は文字やイラストの大きさを考えていきます。
 
「チラシは手に取って2秒で捨てられるかどうか決まる」と言われています。文字の大きさにメリハリが無いとお客様に伝えたい情報をすぐに伝えることができず、「自分には関係ないものだ」と思われ捨てられてしまいます。「2秒」で目を引くチラシに仕上げていきましょう!
 
今回のメイン内容の詳細は「地羅志小伝馬町店・NEWOPEN・オープンキャンペーン・6/29~7/1までの3日間限定・対象ドリンク99円(税込109円)・その他クーポンとの併用不可」です。こちらを例に大きさを考えていきます。
 
大きくする順一例
① 価格:99円(税込109円)


② 期間:3日間限定

③ タイトル:NEWOPEN

④ 何が提供されるのか:対象ドリンク

⑤ その他補足情報:対象ドリンクの詳細・本FAXご持参で~・何杯でも1杯につき

⑥ 注釈:その他クーポンとの併用不可

 
考え方は2-1で説明したものと同じです。このように大きさを決めることで、チラシを目にしたお客様が「安い!なんだ?」→「すぐ行かないと!」→「新しくできたお店がやってるんだ、詳細見てみよう」という流れで読んでくれるため、内容に食いつきやすくなります。
 
ただしあくまでも一例です。内容や業態によって目立たせる順番は変わってくるので、自分のお店・キャンペーンはお客様にとってどこが魅力に思ってもらえるのかということを考えてデザインに反映することが大事になります。

2-3. 強調させる装飾を施す

何をどこにどの大きさで掲載するかが決まったら装飾やイラストでより分かりやすくインパクトのあるチラシにしていきます。
 
強調させる装飾といってもいろいろありますが、下記はFAXDMでよく使用されるものになります。
 
A.文字にフチをつける
B.文字の色を変える
C.吹き出し(丸・四角・爆発)
D.黒ベタ(背景が黒塗に白文字)
E.角度を変える
F.文字のフォント変え
G.アイコン風    等

 

 
ここで注意したいのが、「装飾は無駄に使わない」ということです。なぜかというと、目立たせたいために装飾を施しているのに、装飾だらけになってしまうと本来目立つべきところが埋もれてしまうからです。また、ごちゃごちゃした印象になり情報が散らばって見えかねません。
 

 
今回は価格の安さが際立つように「99円」と「500円」値段にフチをつけ、OPENのにぎやかさを出すためにNEWOPEN~3日間限定までを斜めにして動きをつけてみました。その際、すべて同じ色だと文字量が多く読みづらいため、真ん中に黒ベタを挿入し、視覚的に情報を整理できるような仕切りの役割を持たせました。ビールのイラストも「文字ばかり」という印象を緩和させるために挿入しています。
 
また、「何杯でも一杯につき」のように、爆発の吹き出しは小さくてもしっかり存在感を出せるので、とても便利です!
 

 
このように、少しずつ強調のための装飾を施して全体を仕上げていきましょう。

3. チラシデザイン完成の前に!最終調整をしよう

ここまで来たらもうほぼ完成です!が、仕上げの仕上げをしっかり行うことで格段にチラシが素敵になります。最終調整をしていきましょう。

3-1. 端をそろえる


 
チラシに並んでいる文字や図形の端を直線上にそろえる、という作業です。この作業を行うと情報量の多いチラシもすっきりスマートな印象に早変わりするのでぜひやってみてください。
 
パーツごとでも端をそろえてあげると整理されて見やすいデザインになります。イラストレーターやパワーポイントなどの「整列」の機能を活用していきましょう。

3-2. 不自然な隙間や空白がないか確認

無駄な空白ができてしまった場合、微調整を行います。方法はいろいろありますが、大きく3つです。
 
①他の文字やイラストを大きくして隙間を埋める
②新たにイラストや装飾を加える
③文字のバランスをとって隙間を活用する

 
大衆居酒屋やイタリアンバル等、にぎやかな印象の飲食店であれば、なるべく空白の無いようなデザインのほうがお店のイメージも伝えやすいものになるので①②で微調整しましょう。高単価な飲食店や落ち着いた雰囲気の飲食店であれば無理に空白を詰めず、③で対処がおすすめです。

3-3.雑多な印象になっていないか第三者視点で確認

最後に、このチラシが本当に反響の出るデザインになっているか、第三者視点で見てみましょう。
 
・時間を空けてからデータを見てみる
・家族やキャンペーンを知らない人等、実際に第三者に見てもらう
・携帯で写真を撮って見てみる
・印刷して2秒だけ表にしてみて何が目に入るかを確認する

 
以上は実際に私個人で実施している確認方法です。笑 意外とパソコン上で見ているチラシと印刷したものは印象が異なって見えたりするので、地味な作業ですが大事な工程です。

4. 終わりに


ここまで来たら本当の本当にチラシ完成です!お疲れさまでした!チラシデザインの1からの作成方法、いかがでしたでしょうか。
 
意味が分かれば意外とカンタン……と思ってくれた方が少しでもいらっしゃれば嬉しいです。今特に飲食店業界は経費がかけられない状況かと思いますので、少しでも製作費等が浮くお手伝いができたらと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
 

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