リピーターの作り方3選【飲食店のための集客対策】

リピーターの作り方は、飲食店の方なら誰しも知りたいですよね。アフターコロナ、ウィズコロナと言われている時代で、もちろん新規のお客さんも大事ですが、大事になってくるのは、やはりリピーターです。

マーケティングの用語で「1:5の法則」というものがあります。これは新規のお客さんは既存のお客さんと比べて5倍のコストが集客をするのにかかるという法則です。それほど、リピーターには価値があります。

リピーターの作り方は、お店それぞれで違うかと思いますが、他のお店を参考に、自分のお店に活かせるところもあるかと思います。今回は、皆さんが知りたい、リピーターの作り方から、リピーターの重要性まで、詳しくお伝え出来ればと思います。

目次

1. リピーターの割合
2. リピーターの作り方
3. リピーターの重要性
4. まとめ

1. リピーターの割合

どの飲食店でもリピーターの作り方は知りたいと思われているかと思います。では、実際にどれくらいの人がリピーターになっていて、どのくらい継続して来店しているかご存知でしょうか?

お店にもよりますが、一般的に1回目のお客さんが次の来店につながる確率は全体の10%と言われています。100人新規のお客さんを連れてきても、2回目の来店につながるのはたったの10人です。

しかし、2回来店したお客さんが3回目の来店につながる確率は約30%、3回来店したお客さんが4回目の来店につながる確率は約50%と、どんどんリピーターになる確率が上がっていきます。

つまり、リピーターの作り方で大事になってくるポイントは、いかに初回のお客さんを3回目までの来店に繋げるかが大事になってきます。

2. リピーターの作り方

では、そのリピーターの作り方についてです。当たり前のことでも意外と出来ていないポイントから、繁盛店が行っているリピーターの作り方までご紹介していきます。

2-1. 2回目来店のきっかけを作る

先ほどもお話した通り、いかに初回のお客さんを2回目、3回目につなげられるかが、リピーターの作り方のポイントとなってきます。簡単なやり方で言うと、お帰りの際に次回使えるクーポンを渡す、特典がもらえるスタンプカードを渡すなどがあります。

他には、SNSをフォローしてもらう仕組みを作り、それを見て思い出してもらうのも1つの手段です。

2-2. 常連客扱いをする

リピーターの作り方で、今日からでも出来るのは、2回目以降のお客さんに常連客扱いをすることです。例えば日々の声かけでも「以前も来ていただいていましたね。ありがとうございます。」ですとか、「いつもありがとうございます。」と声をかけるだけでも違います。

また、新メニューの試作品を食べていただき、感想をもらったりすることで、お客さん側もお店側の商品開発部になったような当事者意識がわきます。このような常連客扱いで、リピーターを増やすことで、そのリピーターがリピーターを呼び、新しいお客さんを連れてきてくれます。

2-3. 限定メニューの作成

どんな常連でも毎回同じメニューよりは、期間限定のメニューがあると嬉しいのは当然だと思います。例えば、冬の時期限定で鍋を提供するなど、季節限定のメニュー。2回目以降のお客さんしか注文出来ない超大盛り、超激辛のメニュー。また、店内以外のデリバリー、テイクアウト限定のメニューもいいでしょう。

このように工夫して、来店してもらう頻度を上げていくことがリピーター作りには大事になってきます。

3. リピーターの重要性

リピーターの作り方を話してきましたが、ここではリピーターの重要性をお話出来ればと思います。

「パレートの法則」という言葉をご存知でしょうか?これは上位20%のお客さんが売り上げの80%を占めているという法則です。これを飲食店に当てはめるならば、20%の常連客ともいえるリピーターが、売り上げの8割を作っているということになります。

つまり、お店の売り上げを上げたいのであれば、20%の売り上げを作る新規客を追うよりも、いかにリピーターを増やし、4回目以降も来店してくれる常連客にしていくかがポイントとなってきます。

4. まとめ

ここまでリピーターの作り方から割合、重要性までお話いたしましたが、いかがでしたでしょうか?リピーターを作るのは難しいですが、日々のお店の対応一つ一つだけでも変わってきます。もちろん、リピーターの作り方の答えはここに載っているものだけではありません。まずはここに載っているものを一つ試してみて、日々の営業の中でお店独自のリピーターの作り方を見つけてみてはいかがでしょうか?

弊社ではリピーターの作り方のご提案はもちろん、再来店のきっかけの一つともいえるSNSの運用代行や新規客の集客に効果的なFAXDM、ポスティングなどを行っております。ご相談等ございましたら、お気軽にご連絡ください。

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