2020年9月4日

飲食店のチラシを費用が安いという点で選ぶのはNG?!

70%。 この数字。なんだと思いますか?

 

オープンして3年以内に閉店してしまう飲食店の割合です。決して脅かすつもりではありませんが、非常に高い割合で、すぐに閉店してしまう飲食店が多いことがわかります。
(参照:■調査データ概要

調査対象:飲食店.COM会員(飲食店経営者)

有効回答数:176名

調査期間: 2018年1月23日~2018年1月28日

調査方法:インターネット調査)

出典:「Foodist 飲食店経営者の『年収」や『悩み」をアンケート調査。」

https://www.inshokuten.com/foodist/article/4744/

 

そして、閉店してしまう最も大きな要因として飲食店の多くを悩ませているのが集客です。集客や告知をする上で「チラシの配布」が選択肢として上がることがあると思います。
今回はそのチラシに着目します。予算に合わせて費用は安いのがいいのか、ただ安いだけでなく注意すべき点はあるのか。一緒に見ていきましょう。

 

1. チラシを打つ目的
2. チラシはお客様視点で作る
3. 費用が安いには訳がある
4. 費用が安いには訳がある

1. チラシを打つ目的

ではそもそも何故多くの飲食店がチラシを打つのか。大きく分けて3つあります。

 

①まだ来店したことの無いお客様を集める。

②一度来てもらったお客様のリピート来店を促す。

③新メニューや周年の告知/お店を知ってもらう。

 

①は、新規のお客様のこと。一度足を運んでもらって、お店の良さを知ってもらう。

②は、既存のお客様のこと。何度も足を運んでもらうことで、お店を覚えてもらう。

③は新メニューを知らない人やお店を知らない人への認知に繋げるチラシの打ち方です。

 

チラシを打つ場合はどういった目的でやりたいのかを明確にするべきでしょう。ただ費用の安いチラシが打てるものを見つけたからと言って、むやみやたらに打っても、求めているお客様の集客や売上、認知には繋がりません。もっと言えば、さらに細かく目的を明確化すると良いかもしれません。

 

例えば

「忘年会に昨年より多くのお客さんが来てもらうために、この時期に新規のお客様向けに、足を運んでもらいやすいような内容のチラシを打つ。」

「40代50代のお客様が多いけど、20代代にも来てもらえるようにチラシを打つ。」

など目的を明確化することが非常に重要です。

2. チラシはお客様視点で作る

チラシを作る上で最も重要な点は、チラシを見て行きたいと思うかどうかです。

 

例えば、フレンチやイタリアンで難しいメニュー名ばっかり載っているチラシ。「自家栽培の野菜で作ったコンタディーナ」「アッチューガのピザ」など

 

正直、知らない人の方が多いものはチラシにメニュー名だけ載せても、ほとんど効果はないです。それを見て行こうと思う人はなかなかいないです。では、今の時期でお客様の視点だと、どういうお店に行くのが良いと思うか。

 

例えば、今はコロナウイルスの影響で大人数での来店が難しい現状です。歓送迎会の売上がたたなかった飲食店もあるでしょう。そこで、今は少人数向けにドリンクを安くする内容やテイクアウトの内容のチラシを打つのがお客様の視点に合う内容と言えます。

 

そして、お客様がお店に対して、おいしい!雰囲気、接客が良い!など思ってもらえれば、1組でも多くのリピーターに繋げられるでしょう。

3. 費用が安いには訳がある

費用が安いには訳がある。具体的な例を挙げます。

 

A社は1,000件のチラシを30,000円で配れます。B社は1,000件のチラシを40,000円で配れます。どちらが魅力的でしょうか。もちろん安いA社ですよね。しかし両社の資料をよく見るとこんなことが書いてありました。

 

A社ではチラシの作成・印刷は行いません。チラシの配布のみ行います。B社ではチラシの作成から配布まで一括ですべて行います。2社を比較すると飲食店の負担はA社の方が大きいのが分かります。

 

このように、チラシを業者にお願いする場合、費用が安い方が負担の大きいことがよくあります。普通の自転車より電動自転車の値段が高いのは、負担の差が圧倒的に違うからです。

 

また、費用の高い方が、どんな内容で配信したら良いか提案してくれることが多いです。こういったサービス全体を踏まえて安いと思うか。販促費を考えて安いほうを選ぶかは人それぞれですが、チラシを打つ目的を考えてみたら、どちらが安いか判断しやすいかもしれません。

4. 最後に

いかがでしたでしょうか。私自身、飲食店のチラシについて携わる中で、費用の安いチラシが良いと言うお声をよく頂きます。今回は、ただ費用が安いだけがイエスではない。費用の安さ高さには必ず理由がある。そこに着目していただきたく、この記事を書きました。

 

確かに安いのは魅力的です。私自身、服を買う時も値段が高い方の服の価値に気づかず、ついつい安い方の服を買ってしまう事が多いです。そのため周りからは服のセンスがないとか色々言われています。

 

服を選ぶのであれば、ただ安い服よりもセンスのいい服を選びたいのと同様に、チラシを配布するなら、自分に合うチラシを選んで、お客様視点のチラシを作成し、活気に溢れる飲食店を作っていきましょう。