2020年7月7日

FAXDMとは?飲食店で集客するならポイントは4つ

こんにちは!
この記事は下記のような方に読んで頂きたく書きました。
 
FAXDMについて何も知らない方
FAXDMを初めて使おうと思っている方
FAXDMを使っているけど使い方が合ってるか不安な方
 

1つでも心当たりある方、是非読んで欲しいです!(笑)
 

現在の情報発信といえば、インスタグラム・ツイッター・LINE…とSNSメインであり、「今どきFAX?!」と思う方、大変多いと思います。実は私も最初はそうでした。(笑)
 
ただ、FAXDMを商材として扱い営業して6年。こんなに即効性のある情報発信ツールはないと思います。今回は「FAXDMとはどんなツールなのか?」また「飲食店で使う場合のノウハウ」こちらをメインにお話させて頂きます。

目次

1 FAXDMとは? ~メリットは3つ~
① 即効性
② 会社に送る=会社員をターゲット
③ 手間がかからない
 

2 FAXDMの不安要素 ~それは「クレーム」~
 

3 FAXDMの反応率を上げる方法 ~ポイントは4つ~
① 伝えたいことはできるだけ少なく、載せても3つ。
② 何屋なのか・お店の売りはなにか、コンテンツを大きく掲載。
③ 配信エリア・配信時間の工夫
④ 一度の配信で終わらない。回数を重ねて成功事例を作る。

1 FAXDMとは? ~メリットは3つ~

FAXDMとは一言でいうと「会社にFAXで自分の送りたい内容をダイレクト送ることができるサービス」です。
 
メリットは大きく3つあります。

①即効性

想像してみて下さい。
会社にFAXが届く時は、封筒に入ってたり3つ折りされてたりではないですよね?
つまり【開封率100%】の状態で届きます。
 
また、会社宛てのFAXは、個人宅宛てのポスティングや折込チラシと違って、まとめて捨てるなんてことができませんよね?
捨てる・捨てないを判断する為に必ず目を通してもらうことができます。
 
例えば、会社のFAXに、会社の近くにある居酒屋くまから「生ビール100円」のクーポンが届いた場合、「近いし、今日1杯飲んでみようかな!」…とそんな状況になると思います。私はなります(笑)
つまり、FADMとは届いたその日から効果がある【即効性】があるのです。

②会社に送る=会社員をターゲット

FAXDMは会社に送ることができます。
つまり会社員をターケッドにすることができます。
 
飲食店が、会社に挨拶回り(営業)するのは、体力的にも精神的にもかなり大変だと思います。
しかもそれに対しての成果となると、人件費と比べると赤字になるかもしれません。
 

それがFAXDMであれば、「FAX1枚で、1社挨拶回りできる」のです。
しかも短時間で一気に。
もし仮に5,000枚FAXを送る代わりに挨拶回りするとしたら、何時間かかるのでしょう…?考えただけで恐ろしいですね。
 

飲食店が1番ご来店してほしい会社員をターゲットにできるのは、FAXDMしかできない手法だと考えられます。

③手間がかからない

②でもお話しましたが、会社にアプローチするのに、FAXDMは「原稿案を作って設定するだけですぐ送れるツール」です。
例えば、チラシ配りする場合、チラシを作る・印刷する・アルバイトを雇う・時間がかかる…
やり始めるまでに時間がかかります。
 

それがFAXDMであれば、1週間前後で配信ができます。
しかも全国各地・何千社以上も!
 

もしFAXDMの原稿を外部に依頼すれば、もしかすると3日後に配信…なんてこともできるかもしれません。

2 FAXDMの不安要素 それは「クレーム」

FAXDMを初めて使う方が1番恐れるのは「クレーム」です。
 

「勝手にFAXを送ってくるな!」
「紙とインク代返せ!」
 

…と言われるかもしれません。
しかし、弊社の場合、クレームはほとんどありません。
私も6年間FAXDMを扱っていて、激しいクレームは【1万件に1件】あるかないかです。
 

理由は、弊社の場合、配信先リストを都度更新している為、FAXに対してクレームが少なくかつ反応が高いリストになっているからです。
 

さらに弊社が飲食店専門のFAXDM会社の為、どんな内容であれば反応がでるか、ノウハウも持っているので、さらにクレームが出にくい内容をご提案できます。
 

これは余談ですが、たとえFAXの配信単価が安いからといって、セミナーのFAXDM等幅広い業種を扱っているFAXDM会社のリストやFAXDM会社として年数が経っていない会社のリストを使うのは要注意です…!

3 FAXDMの反応率を上げる方法 ~ポイントは4つ~

ここまで読んでくださりありがとうございます!
FAXDMを使ってみようとなった方、ただ、配信すればいいとものではありません。
 

FAXDMの反応率は平均【0.5%~1%】ですが、何も考えずに配信すれば、反応率は下がりますし、逆に工夫次第で、反応率を2倍・5倍・10倍も十分可能です。
 

私が6年間営業してきて培ったノウハウを4つのポイントにしぼりまとめました。
※FAXDMは文書型とチラシ型の2種類ありますが、チラシ型の場合でまとめております。

① 伝えたいことはできるだけ少なく、載せても3つ。

FAXDMはA4・片面・白黒です。これは何をしても変わりません。
すぐ見てもらえる分、見た瞬間の3秒でどれだけ印象に残るかが勝負です。
 
例えば…
A「和食居酒屋くま 生ビール 100円!」
B「〇〇駅から徒歩2分、和食居酒屋くまは期間限定で生ビール 100円にします。
また宴会コースは4,000円よりご案内。個室も完備・団体宴会も最大50名まで入ります。」
 
3秒でみた時、A・Bどちらではどちらが印象に残りますか?
もちろん、Aですよね!
 
あれもこれも載せたいと思う気持ちもわかりますが、まずは、「何がどうなのか」シンプルに印象に残るほうが印象に残ります。
FAXDMはできるだけシンプルに考えましょう。

② 何屋なのか・お店の売りはなにか、コンテンツを大きく掲載。

① でお話したようにFAXDMは3秒の勝負です。
伝えたいことをできるだけ少なくするのも大切ですが、コンテンツ(中身)も同じぐらい大切です。
 
例えば…
A「和食居酒屋くまより今だけの大感謝祭! 生ビール 100円!」
B「A5ランクの黒毛和牛が楽しめる和食居酒屋! 生ビール 100円!」
 
どっちのほうが行ってみようと思いますか?
もちろん、Bですよね!
 

Aは何屋かわかりますが、何が食べられるのかわかりませんよね?
逆にBは「え?黒毛和牛が食べられるの!しかも生ビール100円!行こう!!」と何が楽しめるかひと目で分かります。
 

競合飲食店と差別化するのももちろんですが、現在は中食産業が盛んになっているので、いかにスーパー・コンビニに勝てるコンテンツがあるかも考えるのが大切になっていきます。

③ 配信エリア・配信時間の工夫

FAXDMは配信エリア・配信時間を自分で選択することができます。
その為、送る内容によって変えていく必要があります。
 
例えば…
内容が「ランチタイム限定 黒毛和牛定食500円」の場合
→配信エリア:徒歩10分圏内(半径800m圏内) 配信時間:11時
内容が「ディナータイム限定 生ビール100円」の場合
→配信エリア:徒歩20分圏内(半径1.6km圏内) 配信時間:15時
 

FAXDMは即効性があるツールです。その為、送りたい内容の前に配信することをオススメします。
ただ、華金である金曜日に配信すると、土日休みにすぐ入って忘れられるので、月~水曜日の配信をオススメします。
 

また、地域性に合わせて配信エリアを選定して欲しいです。1番イメージしやすいのは、「昼休憩1時間で来てもらえる距離はどのぐらいなのか?」です。徒歩・自転車・車、様々な手段があると思います。地域性に合わせて効率よく配信をしましょう。

④ 一度の配信で終わらない。回数を重ねて成功事例を作る。

「昔配信したことあるけど、反応がなかったからやめちゃった」なんて方はいませんか?そこで諦めたら試合終了です!(笑)
 
FAXDMはエリアマーケティングができるツールです。時期・エリア・内容を工夫し何回も実施することで、ノウハウが出来てきます。WEB媒体と違って、目で見える効果を感じることができるので、改善もとてもしやすいです。
 

試行錯誤しバチっとハマった瞬間を立ち会ったことが何回もありますが、あれほど気持ちいいことはありません(笑)
FAXDM会社でもコンサルティングも無料でやっている会社もあります。好みもあると思いますが1人で抱え込むぐらいなら巻き込んで成功事例を作るほうがオススメです。

おわりに

最後に、今までお話させて頂いたことをまとめます。
 
1 FAXDMとは?
一言でいうと「会社にFAXで自分の送りたい内容をダイレクト送ることができるサービス」
メリットは大きく3つ。
① 即効性
② 会社に送る=会社員をターゲット
③ 手間がかからない
 

2 FAXDMの不安要素 ~それは「クレーム」~
ほとんどありません。
理由は、弊社の場合、配信先リストを都度更新している為、
FAXに対してクレームが少なくかつ反応が高いリストになっているからです。
 

3 FAXDMの反応率を上げる方法 ~ポイントは4つ~
① 伝えたいことはできるだけ少なく、載せても3つ。
② 何屋なのか・お店の売りはなにか、コンテンツを大きく掲載。
③ 配信エリア・配信時間の工夫
④ 一度の配信で終わらない。回数を重ねて成功事例を作る。
 

いかがでしたでしょうか?
「今どきFAX?」が少しでもプラスな印象になりましたか?
個人的な考えですが、FAXDMはあと10年持つと思います。
だからこそ「今しか使えないツールだから使ってみよう!」ぐらいの気持ちで利用を考えてくれたら嬉しいです。