キッチンカーの開業が注目されている理由3選
昨年から今現在もなお、飲食店は新型ウイルスに苛まれています。緊急事態宣言や時短営業などの影響でお客様がお店への来店することが難しくなっている中で、いま注目されているサービスがあります。それが「キッチンカー」です。
キッチンカーはお客様の来店を待つのではなく、飲食店が自らお客様のもとに行くことができる、まさに今のご時世に即したサービスです。コロナ禍で売上を作るための施策としてキッチンカーを開業する飲食店が増えていますが、では、なぜキッチンカーの開業なのでしょうか?
ここでは、キッチンカーの開業が注目されている理由を3つご紹介していきます。
目次
1. キッチンカーとは
2. キッチンカーの開業が注目されている理由3選
3. 最後に
1. キッチンカーとは
キッチンカーとは、「ケータリングカー」や「フードトラック」とも呼ばれており、調理設備が整っている移動式販売車のことを指します。最近、駅前や大学施設内、公園前でもキッチンカーを見る事が多くなってきました。
新型ウイルスの影響もあり、飲食店はお店の営業だけは売上を伸ばす事がなかなか難しいです。そんな中キッチンカーを開業することで、お店以外の場所で新しいお客様を獲得したり、アイドルタイムを上手く活用したりして売上を伸ばしています。
2. キッチンカーの開業が注目されている理由3選
さて、ここからは、なぜキッチンカーの開業が注目されているのかを紐解いていきます。
①お店の認知度を上げられる
キッチンカーで飲食店自らお客様のもとに向かう事で、お店の名前を聞いた事はあるがまだ来店したことがない潜在顧客にお店や商品を知るきっかけを与えます。
さらに、キッチンカーを開業する場所や時間で、お店に来店してほしいターゲット層のお客様を獲得することが可能です。例えば、お店での20~30代女性の女子会利用を増やしたい場合、オフィス街にキッチンカーを開業することでターゲット層であるOLにお店を知ってもらうことができます。
②リピーターを獲得できる
飲食店を営業していく上で1番大事なものと言えば、1度来ていただいたお客様にもう1度来店していただくことです。キッチンカーを開業することでお店を知っていただく機会が増え、「ここのお店の料理をもっと食べてみたい」とキッチンカーがお店への来店に繋がります。
キッチンカーを利用した新たなお客様が、お店の“常連客”になるかもしれません。
③店舗営業以外での収益化
緊急事態宣言や蔓延防止措置による時短営業や酒類提供停止など、普段の店舗営業だけでは売上を伸ばすことが難しいのが現状です。キッチンカーを開業することで、お店での営業の売上にキッチンカーでの売上がプラスとなるので、収益をアップさせる上で無限の可能性を見出すことができます。
私も街中でキッチンカーを見かけると、気軽に外食ができないこともあり、ついつい買ってしまうんですよね(笑)
3. 最後に
今回はキッチンカーの開業が注目されている理由を3つご紹介しましたが、その他にもデリバリーを始めたり、FAXDMなどで集客広告を打ったりと、飲食業界には新型ウイルスと闘う同志達がたくさんいます。
何かに挑戦する際、今回であれば“キッチンカーを開業すること”ですが、始める前までは失敗してしまうのではないかと不安になってしまいます。ですが、「ピンチはチャンス」という言葉があるように、不安な時こそ一歩前に進んでみませんか?
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