飲食店の集客の本質~今時の消費者の飲食店の探し方とは?~


皆さんはお客様がどのように飲食店を探して来店しているかご存知でしょうか?
ネット・口コミ・SNSなど、飲食店の探し方やお客様の流入経路に合わせて、飲食店の集客対策も時代に合せて変化しています。

今回は、「どうすればお客様が来てくれるか」「どうすれば多くの人にお店を知ってもらえるか」、実際に年間500店舗以上を食べ歩いている筆者が実際に飲食店を探すときの方法や、今時の消費者の飲食店の探しの方をお伝え出来ればと思います。

目次

1.これまでの飲食店の探し方
2.近年の飲食店の探し方3選
3.まとめ

1.これまでの飲食店の探し方

流行り廃りは、その時の社会情勢、世間の動向によって大きく変わってきます。集客方法もそれに合わせて変えていかなければいけません。

少し前までは、食べログ・ぐるなび・ホットペッパーなどのグルメサイトから、それぞれ自分が1番使いやすいサイトを利用して飲食店を予約しているユーザーが多くいました。
「新橋 焼肉」のようにエリア×ジャンルで検索して、好きなグルメサイトを開くことがほとんどのため、飲食店は集客のためにグルメサイトにお金をかけて上位に表示させるMEO対策が重要でした。

ですが、近年では飲食店の探しの方が変わってきているように感じます。
最近増えている飲食店の探し方を、飲食店の集客にも活かせるポイントを交えながら、この後詳しくご紹介します。

2.近年の飲食店の探し方3選

年間500店舗以上を食べ歩いている筆者が、実際に行っていたり、良く耳にしたりする飲食店の探し方を3つご紹介します。

①おいしかった飲食店の店員さんにオススメの飲食店を聞く

ある飲食店に伺った際、満席で入店できないことがありました。すると、感じの良い店員さんが「あそこのお店オススメですよ!」と教えてくださったのですが、疑い深い私は「どうせ運営している会社が一緒で系列店だろう・・・」とネットで調べてみると全く関係ない飲食店のようでした。飲食店に他の飲食店をオススメをされたことに驚きつつも、いざそのお店に行ってみると大当たり。これを機に飲んだ勢いで店員さんに「この後行くとしたら、オススメのお店ってありますか?」と聞くようになりました。

店員さんが教えてくださったお店は、本当にどの飲食店も外れがありません。自分のオススメした飲食店で美味しくなかった場合、紹介した飲食店の評判も下がるというのもあるかもしれません。

これは、同じ業界同士でつぶし合うのではなく、協力して情報を共有し合っている例です。
もし周りに紹介してくれる飲食店や紹介したい飲食店がなければ、一度自店周辺の飲食店に行ってみて、オススメ出来る飲食店を探すのもいいかもしれません。

② 自分の味覚にあうレビュワー、インフルエンサーを見つける

SNSが普及している今の時代、SNSで自分の好きな飲食店やグルメアカウントをフォローしている方が多いです。そこで、まずは自分の好きな飲食店を探してみてください。次にそのお店に関連付けて高い評価を載せているアカウントや、美味しそうな写真を載せているアカウントを見てみます。そのアカウントが同じように高い評価を付けていたり、何度も来店していたりする飲食店が自分の好みに合うようでしたら、その人のおすすめに外れはありません。
飲食店の方はこの類似店舗の集客方法を真似してみるのも1つの手です。

③ 実際に街を歩いてみる

シンプルですが、美味しい飲食店を知っている人が昔から一番しているのが「実際に街を歩く」ことです。実際に歩いている中で目に入った飲食店の看板を見て、美味しそうだな→値段も安いな→ネットで見てみよう→あまり悪い評判もない→入店という流れの来店が多いです。

この流れの中には、新規のお客様が離脱するポイントがいくつもあります。例えば、一見賑わっている飲食店でも、何が食べられるのかわからないと常連のお客様で賑わっているだけだと思われ、新規のお客様は入りにくい傾向にあります。来店前にメニューが分かるようにするだけでも、来店率は大きく変わると言えます。

3.まとめ

飲食店の探し方から集客のポイントを書かせていただきました。集客対策をすることも必要ですが、一つ言えるのは、当たり前ですが、美味しい料理を提供したり、目の前のお客様を大切にして接客することが一番大切です。
上記で述べたような飲食店の探し方や集客対策が何かヒントになれば幸いです。

弊社では集客を中心に、飲食店の様々な支援を行っております。是非お気軽にご相談ください。
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