2020年12月1日

2020年版 コロナ禍における忘年会集客

 

 
飲食店の繁忙期といえば、忘年会シーズンの12月です。
しかし、Go To Eatの新規予約受付も終了し、第3波とも言われている新型コロナウイルスの沈静の兆しが見えない今年は、「忘年会の集客が見込めない」と、頭を悩ませる飲食店が少なくありません。
 
しかし、コロナ禍でも時代に合わせた対策を行えば、集客・売上アップに繋げることができます。
 
withコロナ時代の忘年会集客を獲得するためのポイントについて、お伝えします。

目次

1. 宴会自粛モードのなか、忘年会はどうなる?
2. コロナ禍の忘年会で飲食店が取るべき対策
3. 忘年会集客に繋げるには飲食店の工夫が必要
4. 終わりに

1. 宴会自粛モードのなか、忘年会はどうなる?

日本フードデリバリー株式会社が公表している調査結果によれば、「忘年会に参加することでコロナウイルスへの感染リスクが高まる」と考えている人の割合は54.1%です。この結果から、約半数以上もの人が、忘年会に危機感や消極的な気持ちを持っていることがわかります。
出典:PRTIMES「2020年、ウィズコロナ時代における忘年会への意識調査 望まれていることは万全な感染症対策」
 
このような声を受け、今年は忘年会の開催を見送る企業も少なくありません。
 
しかし、大規模な忘年会をしない一方で、友人や同僚らと少人数で集まり、ささやかな・小規模な忘年会を企画しているという人もいます。そのような人たちに向けたプランを練ること、忘年会における「危機感」や「消極的な気持ち」を緩和する対策を取ることが、コロナ禍における飲食店の最重要課題です。

2. コロナ禍の忘年会で飲食店が取るべき対策

コロナ対策として、アルコール消毒やパーテーションを設置しているという飲食店は多いですが、飲食店が取るべき対策はまだまだあります。特に忘年会は大人数でワイワイと料理を囲むイメージが強く、例年とは異なるアプローチが必要です。

2-1. 少人数宴会プランを用意

今年の忘年会は2~4名の少人数宴会プランを考案してみましょう。
その理由は、小規模な忘年会を計画しているお客様のニーズを満たし集客に繋げるためです。
 
上記でもお伝えしたように、今年は企業の忘年会よりも個人で開催する忘年会が主流になります。そのため、飲食店はその個人の忘年会の需要を抑えることに注力するべきです。
 
プラン名は「コロナ対策少人数プラン」「2名からOK!少人数安心プラン」など、感染対策に考慮していることをアピールできるものがおすすめ。
 
また少人数にすることで重要となるのは回転率です。時間制限を設け、多くのお客様に利用してもらえるよう工夫しましょう。

2-2. 大皿料理の提供を控える

厚生省は新しい生活様式として「大皿料理は避けて、料理は個々に」という提案をしています。忘年会と言えば、一つの料理を皆でシェアして楽しむというイメージが強いですが、感染症対策を考えるのであれば、飲食店は大皿料理の提供を控えるべきです。
 
しかし、個別の料理提供は盛り付けや皿洗い、配膳などに手間を要すため、コストについてよく考えましょう。
 
また、大皿でしか提供できない場合でも、配膳スタッフがお客様の目の前で料理を取り分けるサービスを導入することで、大皿提供と感染対策を両立させている飲食店もあります。

3. 忘年会集客に繋げるには飲食店の工夫が必要

コロナ禍に忘年会の集客を獲得するためには、店内で提供する料理やプラン以外の部分にも目を向ける必要があります。

3-1. 宣伝広告を上手く利用する

今年は忘年会プランを企画しない飲食店も多いため、「自店では忘年会の予約を受け付けている」と伝える意味も込めて積極的に宣伝しましょう。
 
宣伝方法は、チラシを使ったアナログ宣伝、インターネットを使ったSNS宣伝の両方を使うと高い集客効果が期待できます。特にSNSは無料で使えるツールのため、上手く利用すれば費用をかけずに集客に繋げることが可能です。
 
チラシやSNS投稿では、感染症対策を徹底していることが伝わるよう、プランの説明や設備の紹介を入れ、お客様が飲食店に持つ危機感を払拭できるようアピールすることが重要です。

3-2. 忘年会用のテイクアウトにも力を入れて

既にテイクアウトを始めている飲食店は多いですが、忘年会用のテイクアウトメニューを用意しているという飲食店はそこまで多くありません。
 
しかし今年はオンラインやオフィス、自宅など飲食店以外の場所で忘年会を企画している人も増えています。この需要を抑えるために、忘年会用の持ち帰りパーティーメニューを考案してみるのもおすすめです。
 
また、「テイクアウトは取り扱っているけれど、出前館やUberEatsなどのデリバリーサービスは使用していない」という飲食店も少なくありません。
 
ですが、デリバリーサービスは新型コロナウイルスにより利便性が一気に普及し、今後も高い需要が見込めるサービスなので、この機会にぜひ始めてみましょう。

4. 終わりに

飲食店にとって、毎年高い集客や売上が見込める忘年会シーズンですが、このコロナ禍では少し事情が変わってきます。しかしどんな時でもお客様の需要を満たすために、「できることをやる」ということが大切です。
 
そして同時に、「お客様の需要を満たすことができる飲食店である」ということを上手にアピールする必要があります。厳しい時代ではありますが、共にwithコロナ時代を乗り越えていきましょう。
 
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