デリバリーは専門店が強い!売れ続ける理由とは
デリバリーを注文する際、みなさんは何を注文されますか?
これまでのデリバリーのイメージといえば、お寿司やピザなど複数人でシェアして食べられるような専門店の商品が多かったですよね。ところが、一人でも気軽にデリバリーを楽しめる『Uber Eats』や『出前館』などの利用者が増えたことにより、今までテイクアウトやデリバリーを行なっていなかった飲食店の参入も急増しました。
つまり、今までのデリバリーはシェア出来る専門店の商品が一般的でしたが、昨今では牛丼やハンバーガーなどの1人から楽しめるメニューが「一般的」になりつつあるということです。
今回は、デリバリーにおいて専門店のメニューが売れる理由とデリバリーを行うメリットについてご紹介いたします。
目次
1. デリバリーが売れ続ける理由
2. デリバリーは専門店で行うべき
3. デリバリーを行うメリット
4 .終わりに
1. デリバリーが売れ続ける理由
スーパーやコンビニなどで食事が安く買える時代になぜデリバリーは今も利用者が増えているのでしょうか?
大きなきっかけは「緊急事態宣言」です。今までのデリバリー利用はホームパーティーを行う際や多忙で買い物が行けない、悪天候で外出が出来ないといった際の利用が多かったでしょう。しかし、緊急事態宣言により外出を制限されたことをきっかけに、デリバリーの利用が大きく増えました。
デリバリーはアプリを通してスマホ1つでお弁当やお寿司、丼もの、ピザ、イタリアン、カレー、中華など豊富なラインナップのお店をまとめてチェックできるのが利用者にとっての利点です。また、行列ができるような人気店のメニューも、デリバリーであれば並ばずに注文が可能というのも売れ続ける理由です。
さらに、デリバリーはお届け時間も目安が表示されていますし、注文の際もアプリを利用すれば表示されたメニューから選ぶだけと簡単に操作可能です。最近では保冷・保温技術も格段に進歩し、食べたい時に食べたいものをおいしい状態でいただくことが出来るのも売れ続ける理由の1つです。
ちなみに私は先日友人とピザとタピオカをデリバリーしました!ピザとタピオカを直接買いに行くと別々のお店に行かなくてはいけませんが、デリバリーならその場で両方とも注文が可能ですし、お届けもほぼ同じ時間で対応して頂けたので一緒に楽しめました!
2. デリバリーは専門店で行うべき
では、なぜデリバリーは専門店で行うべきなのか?理由は1つです。デリバリーアプリの注文一覧で、何が食べられるお店かを一目ですぐに利用者に判断しやすくするためです。
従来であれば、ポストに投函されたチラシからメニューを選んで注文という流れがデリバリーでは多かったのですが、現在のデリバリーはアプリやインターネットが主流です。利用者の多い『Uber Eats』や『出前館』などのデリバリーアプリではトップ画面にデリバリー可能店舗の一覧がメニューの画像とともに表示されます。そのトップ画面の画像を一目で何のお店かわかるようなものにしておくと利用者はイメージがしやすく、その先の店舗専用ページまで見てみようという行動に繋げやすくなるのです。
例えば、あなたが「お腹が減ったけど食べたいものが思いつかないな」というときにデリバリーアプリを見ていたとします。一覧に出ている豚丼専門店A店のトップ画像は豚丼のアップ画像、ハンバーガー店B店ではチーズバーガーのアップ画像、居酒屋C店ではチャーハンや焼うどん、サラダなどの画像が載っています。もちろん他にも何店舗もお店が載っています。
適当にスクロールをしている中であなたの目を引くのはどちらでしょうか。おそらくA店かB店かと思います。同時に「豚丼もいいけどハンバーガーもいいなあ」という気持ちになり、各店舗のページ詳細を開いて吟味するのではないでしょうか。
C店の場合はお料理一つひとつが小さく写った画像になるのでどうしてもスマホ上だと美味しさが伝わりづらく、また、情報量が多く感じてしまうのです。簡単に「ラーメン」「唐揚げ」「中華料理」とわかった方が利用者は考えやすいですよね。
さらに、専門店の方がそのジャンルを極めているようなイメージなので「美味しそう」と思ってもらいやすくなります。美味しいステーキを食べたいと思った時に、ファミレスではなくステーキ店に行くのと同じです。何のお店か、または専門店なのかわかりやすくすることで購入に繋がりやすくなるため、デリバリーは専門店として行うのがオススメです。
3. デリバリーを行うメリット
デリバリーのメリットを利用者目線でお伝えしてきましたが、もちろん経営者の方にも多くのメリットはあります。
まず、デリバリーの専門店であれば店内に客席を設ける必要はありません。そのため、店内改装費や月々の家賃を大きく抑えることが可能です。これはデリバリー専門店ならではのメリットです。
また、ディナーのみの営業を行なっている飲食店がランチのみのデリバリーを行うのもメリットがあります。新型ウイルスの影響で飲食店の客足が遠のいた中でも、ランチは必ず需要があります。(食欲は人間の3大欲求のうちの1つですからね!)
また、はじめにお話したように現在は1人からでもデリバリーを注文する方が多いです。早いお店だと15~20分で到着するという便利さから会社員が個人のランチで利用するというシーンも増えてきました。その為、ランチタイムでのデリバリーは売上に大きく貢献すること間違いなしです。
『Uber Eats』や『出前館』などの外部のデリバリーサービスを利用すれば配達用のバイクの用意や人員確保の必要はありません。飲食店はデリバリーの注文が入ったら商品を作るだけの作業なので最低限の人員で回す事も可能です。さらに、カレーや丼ものの専門店にして特化する事で少ないメニュー数で出店することができ、迅速な対応も可能になります。
出典:「飲食店.com『注目のテイクアウト・デリバリー専門店。開業するにあたって物件探しのポイントは?』」
4. 終わりに
いかがでしたでしょうか。ランチでもディナーでも利用者は増加傾向にあるデリバリー、今後飲食店の導入もどんどん増えていくことでしょう。デリバリーを導入したけど売上がなかなか上がらないという方の参考になっていれば幸いです。
また、デリバリー未導入の方も1度ご相談下さい。弊社が最速でデリバリーサービスをご案内致します!最後まで読んでいただきありがとうございました。
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