2020年10月26日

いざ新規開拓!コロナ時代に駆使したい“デジタル”&“アナログ”なアプローチ

8月〜9月半ばまで続いた都内飲食店への時短要請も明け、日本の経済が再び動き出したように感じます。しかし、終息したわけではないコロナ禍。「常連様たちの足を向かせることに加え、新規のお客様も獲得していきたい」どこの飲食店もそう願うものですが、
それが難しい時代に突入したと言えるかもしれません。

今回はコロナ時代の新規開拓について、コロナ禍で注目の『デジタル化』、そしてその対義語である『アナログ』この2つの視点からお話ししていきたいと思います。

目次

1. コロナ時代の新規開拓方法
2. SNS駆使!すぐ始められるデジタル集客
3. FAXは古臭い?いいえ、まだまだイケるアナログ集客
4. 終わりに

1. コロナ時代の新規開拓方法

緊急事態宣言中の休業要請や、その後の営業時間短縮要請。コロナによる影響は特に飲食業界にとって凄まじいものでした。

また、コロナを意識した『新しい生活様式』が発表されたことで、大人数での飲み会やパーティーを自粛する動きが消費者の間で見受けられ、これらも飲食店にとって大打撃となりました。

従来のスタイルで営業を続けることは難しく、コロナ禍で客足の激減してしまった飲食店は集客方法、特に新規客の開拓に注力していく必要があります。

2. SNS駆使!すぐ始められるデジタル集客

コロナ禍で大きく変わったことといえば働き方。特に、4月の緊急事態宣言をきっかけにテレワークの導入を急いだという企業は多いのではないでしょうか。

web会議ツールを用いてのオンラインミーティングやweb面接が当たり前に行われるようになり、日本のビジネスシーンはここ数ヶ月でデジタル化が著しく進んだと言えるでしょう。

飲食業界も同様です。新規開拓を兼ねてTwitterやInstagramをはじめてみた!という飲食店が増え始めています。

2-1. とにかくSNS!

デジタル化の代表格といえばやはりSNS。その王道とも言えるLINE・Instagram・Twitterなどは、10代〜30代を中心に今や知らない人はいないと言うほど当たり前のツールとして日常に浸透しています。

連絡手段や近況報告がメインと思われるSNSですが、居酒屋やレストランを探す場合にも非常に便利です!

友だち登録、新規フォロー、タグ付け、拡散など、お店を盛り上げてくれるお客様へドリンクや割引などの特典をプレゼントする飲食店も増えています。また、料理とともに楽しい飲み会風景をアップしてもらうことで、それをSNS上で見た人へもアピールすることができます。

新規客の開拓のためには、まず知ってもらうこと。これはかなり重要です。

2-2. マメな更新で『やってるよ!』アピール

SNSを始めてみたはいいものの、3日坊主で更新しなくなってしまった…というお店も多いのではないでしょうか。

マメな更新こそ新規獲得に欠かせません!

たとえば、「某グルメレビューサイトには営業日とあったのに、今日やってないじゃん…」では、せっかくの新規客の獲得チャンスを逃してしまいます。新メニューや雰囲気を随時アップすることはもちろん、臨時休業や「今日はお昼からやっています!」というような告知も新規客の開拓にはとても大切なことです。

お店に来たことのない人へもアピールできるSNS。新規客の開拓に使わない手はありません。

3. FAXは古臭い?いいえ、まだまだイケるアナログ集客

ここまでSNSを駆使した“デジタル集客”についてお話ししました。さて、次は“アナログ集客”についてです。

アナログ集客と聞いて連想するものといえば

・チラシのポスティング
・店頭での呼び込み
・看板広告

などが挙げられますが、かなり強い集客力を持つのは「FAXDM」。

FAXと聞くと「古臭い」と思われる方も多く、デジタル化の進む今のご時世であればなおさらです。しかし、団体・法人向けのFAXDMであれば手っ取り早く複数の新規獲得が見込めるのです。

3-1. 「FAXをお持ちの方のみ!」という限定感

居酒屋やバルなどの飲食店が狙いたいところといえばやはり、会社帰りなどに複数人数で利用してくれる法人のお客様です。

FAXDMであれば、そのお店のあるエリアの法人様へ一斉に周知させることができます。プラス、日本人は「限定」に弱い人種。これを利用しない手はありません。「本FAXをお持ちの方限定」などというような文言をFAXDM内に加え、ガツンとした訴求内容で新規開拓をしてみましょう。

3-2. まだまだ健在のFAXDM

デジタル化の面において他国に大幅な遅れをとっている日本。コロナ禍をきっかけにデジタル化推進に大きな動きが見られそうです。とは言っても、「FAXもうやーめた」と簡単にならないのが日本企業。FAXを使わない完全デジタルな未来までの道のりはまだ相当長いものと思われます。

加えて、FAXDMの良さといえばやはり「紙」であること。ペーパーレス化などと言われているものの、紙は手に取りやすくわかりやすいです。そう、紙を媒体としたFAXDMは大変シンプルなのです。FAXDMであれば複雑な工程を必要とせず、簡単にシンプルに新規開拓に挑めると言えます。

4. 終わりに

いかがでしたでしょうか。

・TwitterやInstagramなどのSNSを駆使した『デジタル集客』
・デジタル化が進んでもまだまだ強いFAXDM訴求の『アナログ集客』

コロナ時代の新規獲得方法について、上記2つのポイントをご紹介させていただきました。

デジタルとアナログ。それらは対義とされますが、コロナ時代に重要と言える“柔軟さ”を用い、臨機応変に使い分けることが新規客の開拓の鍵となるはずです。

それぞれの飲食店に良さ・特色があるように、新規客の開拓方法も一つだけに限りません。コロナ時代に合った新規客の開拓のアプローチ、ぜひ模索してみてはいかがでしょうか。最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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