2020年8月25日

GoToEatキャンペーンとは?【飲食店向け簡単解説】

「GoToEatキャンペーン」というフレーズを最近ニュースで聞くようになりましたね!

…しかし!「GoToEatキャンペーンって何?」「いつから始まるの?」「GoToEatキャンペーンに向けて飲食店は何をすればいいの?」と頭の上に「?」が浮かんでいるあなた!今からでも間に合います!

そこで、今回はGoToEatキャンペーンについての解説と飲食店が今からできることをまとめさせて頂きます!※8月25日時点での情報となります。最新情報と異なる場合がありますので、予めご了承ください。

目次

1. GoToEatキャンペーンって何?
2. GoToEatキャンペーンっていつから始まるの?
3. GoToEatキャンペーンに向けて今からできること
4. 最後に

1. GoToEatキャンペーンって何?

一言で説明すると、「飲食店と生産者を応援する為に、国(農林水産省)がお金を負担することで、消費者はお得に外食ができるキャンペーン」です。このGoToEatキャンペーンに向けて国は給付金1,534億円を使用し、次の2つの施策を行う予定です。

【1.食事券の販売】
1つ目の施策は食事券(給付金767億円分)の販売です。
消費者は、地域の飲食店で使える購入額の25%分を上乗せされた食事券が食事券発行事業者より購入できます。例えば、1万円分の食事券を購入したら、1万2,500円分の食事ができるということです。

では飲食店はこの食事券を使ってもらう為に、何をすればいいでしょうか?大きくは次の4つのステップとなります。

ステップ1:食事券発行事業者に登録
ステップ2:食事の提供
ステップ3:食事券の回収
ステップ4:食事券発行事業者から25%分支払ってもらう

まずは「食事券発行事業者」に登録するところから始めましょう!食事券に関する利用の流れはこのようになっています。

引用:「農林水産省HP『Go To Eatキャンペーン事業』について」
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaisyoku/hoseigoto.html

【2.ポイントの付与】
2つ目の施策はオンライン飲食予約した場合、ポイント(給付金767億円分)を付与するというものです。

オンライン飲食予約サイト経由で、期間中に飲食店を予約・来店した消費者は、次回以降使用できるポイントがもらえます。例えば、ランチタイムで利用した場合、1人あたり500円分、ディナータイム(15:00以降)で利用した場合、1人あたり1,000円分のポイントがもらえるということになります。

では飲食店は何をすればいいかというと大きく3つのステップとなります。

ステップ1:オンライン飲食予約サイトに登録
ステップ2:食事の提供/ポイント分の割引を適用
ステップ3:ポイント分の金額をオンライン飲食予約サイトに請求

まずは認定された「オンライン予約サイト」をチェックしましょう!オンライン飲食予約サイトに関する利用の流れが下図にまとまっていますのでご確認ください。

引用:「農林水産省HP『Go To Eatキャンペーン事業』について」
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaisyoku/hoseigoto.html

2. GoToEatキャンペーンっていつから始まるの?

「GoToEatキャンペーンの概要はわかった。うちも始めたい!」となった時、次に頭に浮かぶのは「いつから始まるの?」ですよね?

結論からいうと、未定です。

8月25日(火曜日)に、オンライン飲食予約事業者、食事券発行事業者が決定されましたが、参加飲食店の登録はまだ開始しておりません。

引用:「農林水産省HP『Go To Eatキャンペーン事業』について」
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaisyoku/hoseigoto.html

新型コロナウイルス感染症の状況をみて開始時期を判断するので、世の中では「GoToEatキャンペーンは9月上旬から開始」と言われ始めましたが、まだ時間がかかりそうです…。

ただし!備えあれば憂いなし!GoToEatキャンペーンに向けて、飲食店が今からできることは、「オンライン飲食予約事業者」のチェック&活用を検討することです!

3. GoToEatキャンペーンに向けて今からできること

8月25日にGoToEatキャンペーンにおける「オンライン飲食予約事業者」として認定されたのは、下記13事業者です。

・ホットペッパー(株式会社リクルート)
・ぐるなび(株式会社ぐるなび)
・食べログ(株式会社カカクコム)
・RettyRetty(Retty株式会社)
・Yahoo!ロコ(ヤフー株式会社)
・OZmall(スターツ出版株式会社)
・一休レストラン(株式会社一休)
・EPARKグルメ(株式会社EPARKグルメ)
・LUXA(auコマース&ライフ)
・ヒトサラ(株式会社USEN Media)
・JPNEAZY(株式会社Fesbase)
・大阪グルメ(表示灯株式会社)
・Favy(フードテックパートナー)

名だたるグルメサイトが認定されていますが、こうやって並べてみると何を使えばいいかわからなくなりますよね。選定のポイントは、立地・業態・集客したいターゲット層とグルメサイトの利用客層がきちんとマッチングしているかです!

例えば、郊外にあるイタリアンを経営していて、ターゲット層は20~40代女性と設定している場合、13事業者の中で1番マッチングするのはどれでしょうか…?

女性はよく美容室やネイルサロンに行きますよね。そこでよく使われるのは「ホットペッパービューティー」だと思います。つまりポイントが連動して利用されやすいのは…、「ホットペッパー」が有効的だと考えられます。この前、弊社の女性スタッフも「ポイント使って、2,000円で食べ飲みできました!(笑)」と言っていたので、なかなか根強い媒体だと思います。

ただ、店舗・立地によって、相性の良い悪いがあると思いますので、<狙いたいターゲット>を見極めて、「オンライン飲食予約事業者」をチェックし、GoToEatキャンペーンに向けて準備してきましょう!

<狙いたいターゲット>といえば、サラリーマン・OLの集客ならFAXDMが有効的です!グルメサイトは掲載しても、検索されなければ気づかれない状況がよくあります。FAXDMなら会社にお店のチラシを配信することができるので、グルメサイトへの流用も簡単にできます!あのホリエモンの本でも紹介されていますので、是非チェックしてみてください★

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4. 最後に

いかがでしたでしょうか?皆さまのGoToEatキャンペーンに対しての「?」は少しでもなくなりましたか?まだ開始日は決まっていませんが、ここでどう活用するかを考えておくだけで、今後のお店の状況も変わってくると思います。いいスタートダッシュを切る為に今から情報収集はしておきましょう!

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