2020年9月7日

FAXDMのデザイン、秘伝の技をこっそり教えます

「FAXDMってどんなデザインがいいんですか?」弊社にご依頼頂く方からよく聞く声です。

 

FAXDMは【A4・白黒・片面1枚】です。カラーのようなシズル感は出せない分、工夫しなければなりません!逆に工夫次第で、カラーに勝てる要素は十分にあります!

 

最初は私もデザインのセンスがなく、会社の皆さんにボコボコにダメ出しされました(笑)そんな私でも【デザインを工夫したことで、FAXDM で50万円の売上】を作ることが出来ました!本日はFAXDMのデザインについて秘伝の技をこっそり教えます!

 

またこちらの秘伝の技は、【チラシ・ポスティング・折込】等のアナログ媒体でも応用できですので、是非、最後まで読んでいただけると嬉しいです!

目次

1. FAXDMのデザインは大きく2種類 ~文章型とチラシ型~
2. FAXDMのデザインでやってはいけない3つのこと
3. 飲食店にオススメのFAXDMデザイン!おさえる3つのポイント
4. 最後に

1. FAXDMのデザインは大きく2種類 ~文章型とチラシ型~

FAXDMのデザインは大きく2種類あります。「文章型」と「チラシ型」です。

 

「文章型」は基本ワードで作成致します。

上記のFAXDMのように、ぱっと見た時に、右上に「社長様」と記載している為、広告感がなく捨てられる可能性が低く、かつ自分の送りたい内容をしっかり伝えることができるので、【会社の新規営業で使う(BtoB)】のにオススメです。

 

「チラシ型」は基本イラストレーターで作成致します。(無い方はパワーポイントが多いです。)

上記のFAXDMのように受け取った瞬間、「今日、行ってみよう!」と即効性がある為、【飲食店の集客で使う(BtoC)】のにオススメです。今回は飲食店の集客で使う「チラシ型」をメインに説明させて頂きます。

 

2. FAXDMのデザインでやってはいけない3つのこと

2-1. 写真は使わない!

「写真って使えるのですか?」

「名物のステーキの写真を載せたいんです!」

…FAXDMは白黒の為、写真を載せても、印刷時に潰れてしまう可能性が高いです。実際に届いたFAXDMがこちらです!

 

美味しいハンバーガーのイラストでさえ、可哀想なことになってしまいます…。その為、できるだけ【言葉で具体的に】表現しましょう!

 

どうしてもFAXDMで伝えたい…!という方は、写真が掲載されているWEBサイトを【QRコード】し、読み取ってリンク先に飛んでもらいましょう!そのほうがシズル感を伝えやすいですし、WEBサイトの閲覧数がUPします。

 

2-2. クーポン内容は盛りだくさんにしない!

「お店の紹介とドリンク100円とメニュー例と宴会コースと次回使えるクーポンを載せることができますか?」

 

載せることはできますが、FAXDMではオススメしません…。FAXDMは届いた瞬間の「3秒間」の勝負です。内容を盛りだくさんにすると印象に残らず捨てられてしまいます…。

 

お店の魅力は来店してもらえれば十分に伝わります!まず来店してもらう為に、【内容は3つ以内】に絞りましょう!

 

2-3. 宴会コースの内容を全部載せない!

「うちの宴会コース、めっちゃこだわっているのでメニューは全部載せたいです!」全部載せると、情報量がとても多くなってしまい、FAXDMを受け取った方は見る気が無くなってしまいます…。

 

A:宴会コース 全8品

◆枝豆 ◆ポテトサラダ ◆唐揚げ ◆刺盛 ◆ステーキ…

B:厚切りステーキ付きコース 全8品

 

3秒で見たら、AとBどちらが印象に残りますか?…Bですよね!「何が食べれるコース」なのか、シンプルに伝わってきます!FAXDMでは、宴会コースの詳細は載せず、タイトルを工夫しましょう!またはメニューを一部載せるぐらいにしましょう!

3. 飲食店にオススメのFAXDMデザイン!おさえる3つのポイント

3-1. 消費者の立場にたったデザイン

デザインの前の話にはなってしまいますが、まずは「消費者目線」が1番大事です!

私もよく自社の商品のことばかり考えてしまいます。

 

「うちは魅力がたくさんあるから、店名とメニューを載せれば大丈夫!絶対来てくれる!」…これは陥りがちな間違いです。

 

あなたのお店を全く知らない人が、FAXDMを3秒間みて、「〇〇屋なんだ!行ってみようかな!」と思わせるような内容を考えましょう!もしかすると、あまり出勤しないアルバイトのスタッフとかに意見もらうのもいいかもしれません!私はデザインが出来上がったら、よく新卒の子にアドバイスもらいます(笑)

 

3-2. ヘッダーとコンテンツをこだわる

ヘッダーとは原稿案の上部を指し、人は「Z」の流れでチラシをみるので、一番最初に目につく場所となります。さてヘッダーにするならA・Bどちらでしょうか…?

 

A:居酒屋くまよりお得なクーポン!

B:黒毛和牛A5ランクがお得に?!

 

もちろんBですよね!店名なんて知らない人には必要ありません!(笑)

 

またコンテンツとは、情報の「中身」を指します。伝えたい「中身」・魅力的な「中身」になっているか、初稿のデザインをもう一度確認しましょう!

 

例えばこちら…

上記のFAXDMはとてもわかりやすいですね!コンテンツ(中身)が「NEWOPEN」「食べ飲み放題」「2,800円」とはっきりし、かつ「生うに」「国産黒毛和牛」という魅力的な要素もあります。

 

また、コンテンツは大きくしたり、動きをつけてたりすることで、目に止まりやすいのでオススメです!

 

3-3. できるだけシンプルなデザインに

①・②をこだわってしまうと、陥りがちなのが、情報量が多くなってしまうことです。

私もよく陥ります(笑)

 

デザインの初稿が出来上ったらまずやってほしいのは、

3秒間見て、行きたい!と思った内容(商品)はどれか?

それが大きく打ち出しできているか?

印象に残ったか?そもそもあったか?

 

できるだけシンプルに伝えられるよう断捨離しましょう!

 

 

4. 最後に

最後まで読んで頂きありがとうございます!今までお話させて頂いた内容をまとめさせて頂きます。

1. FAXDMのデザインは大きく2種類 ~文章型とチラシ型~

 

2. FAXDMのデザインでやってはいけない3つのこと

2-1. 写真は使わない!

2-2. 内容は盛りだくさんにしない!

2-3. 色々なフォントを使わない!

 

3. 飲食店にオススメのFAXDMデザイン!おさえる3つのポイント

3-1. 消費者の立場にたったデザイン

3-2. ヘッダーとコンテンツをこだわる

3-3. できるだけシンプルなデザインに

 

いかがでしたでしょうか?まずは1つ意識してデザインを作成するだけで、印象がわかるとおもいますので、是非チャレンジしてみて下さい!